定番カスタムにもキラリと光る個性を

エントリーユーザーにも優しいコンフォートなカスタムを提案

　今回が本誌初登場となる「コンフォートカーズ」は、欧州車を中心に扱うショップ。特にメルセデスベンツのGクラスに関しては、自社ブランド「ブレイブ」を展開し、オリジナルパーツを多数ラインナップしている。ジープに関しては、ＪＫラングラーが登場した際に「ゲレンデとの共通点があって面白そう」と手がけはじめた。実際にはドイツ車とアメリカ車でかなり勝手の違うものであったが、その違いも面白く、新たな挑戦としてデモカーを仕上げてみたという。
　こちらのショップが掲げるモットーとして、「高品質車をリーズナブルにユーザーに提供する」ことを目指している。したがって、カスタムプランに関しても、エントリーユーザーが無理なく手に入れられるカタチを心がけたそうだ。でもそれはあくまでコスト面の話で、実際のクルマはオフロード車としてのツボをシッカリ押さえたマシンに仕上がっている。
　4インチアップさせた足まわりに、フェデラル・クーラジア35インチを履かせてマットブラックのプロコンプを組み合わせた。アメリカンスタイルのオフロード仕様だが、黒でまとめることでシティユースにも対応。フロントのウインチバンパーにＬＥＤのバーライトを設置した点は、雪国であり暗い山道を通行する機会の多い土地柄、必須のアイテムと言えるのかもしれない。
　このデモカーは販売車両でもあるので、気になる方は問い合わせてみよう。とにかくジープユーザーとしては、長野に新たな頼れるショップが増えたことを喜ぼうではないか。