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お帰り、NYオートショーへ

ニューヨークに「キャンプ・ジープ」が戻ってきた!
Camp Jeep Returns to the 2022 N.Y. Auto Show

新型コロナウイルスの再感染が広がっているが、その間隙を縫って開催された『Camp Jeep』。
世界に広がる暗いニュースを払拭してくれるジープのイベントがNYに帰ってきた!

The Jeep® Wrangler 4xe, in all-electric mode, takes on Camp Jeep® New York which has an all-new 28-foot mountain to thrill auto show attendees.

 新型コロナウイルスの感染再拡大やロシアによるウクライナ侵攻、そして半導体不足などによって世界中の自動車産業が大きな上げ気を被っているのはご存じのとおり。
 しかし、そんな状況下の間隙を縫うように開催されたのが。ニューヨーク国際オートショーだ。マンハッタンのジャビッツセンターで開催されたこのショーは、新型コロナウイルスの影響を受け2020年と2021年は休止。つまり今年3年ぶりの開催となったわけだ。とはいえ一部主要メーカーが参加を見送ったことで例年より来場者も微減し、全体的に落ち着いた印象のオートショーであったようだ。
 そんななかで気を吐いていたのがジープ。約30年ぶりに復活させたワゴニアのロングボディ版を初公開したのに加え、待望の体験型イベント『Camp Jeep』をここで開催したからだ。このイベントはニューショーク国際オートショー来場者にジープのオフロード性能を体験してもらうためのもので、会場にはグランドクリアランスやトラクション、スタビリティなどが実感できるようなステージを用意。なかでも高さ28フィート(約8.5m)/45度の急こう配コースを設置し、実際に走らせるというプロモーションには、多くの来場者の目をクギ付けにしていた。
 また長さ50フィート(約15m)、高さ8フィート(約2.4m)の障害物を極限の3輪走行でクリアしたり、25度ある凹凸路を走行したりと、参加者はハラハラしながらもあらためてジープの走破性の高さを実感できたはずだ。
 「ニューヨークは世界最大のSUV市場です。だからニューヨーク国際オートショーでの『Camp Jeep』で、もっと我われを知っていただきたいと考えています」
 ジープ・ブランドのジム・モリソン北米担当副社長はそう話すが、そんな心配は無用だろう。なぜならすでに世界市場におけるジープの存在は、双肩なきものとなっているからだ。

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